着床前診断(PGD)
妊娠が成立する前の段階で体外受精した受精胚の一部を採取して、その胚から染色体の本数や構造に異常がないかを調べる検査です。
妊娠12週未満の初期に起こる流産の原因としては「胚の染色体異常」と言われています。
着床前診断を行うことによって、染色体異常のある胚を避けて移植することができて、習慣流産・染色体異常の遺伝を防ぐことが可能です。

检查方法
まず卵子と精子を体外受精または顕微授精によって受精させます。
受精してできた受精卵を培養し、採卵から2・3日後の初期胚もしくは5・6日目の胚盤胞から一部細胞を採取し、検査機関へ提出します。
検査の結果により、染色体異常のない可能性の高い受精卵を子宮内に移植します。
移植後11~12日後に妊娠判定をして妊娠が確認できます。